診断・問題判別ツール
DB2で処理内容をトレースするツールとしては、以下の3つのプログラムが用意されている。
- db2trc
- DB2の内部的な挙動をトレースする(CAE・エンジン・接続性など)
- ddcstrc
- DB2 ConnectのDRDA ARとしての挙動をトレースする。
- db2drdat
- DB2 UDBのDRDA ASとしての挙動をトレースする。
db2trc
db2trcの構文は以下のようなものである。
db2trc (chg|clr|dmp|flw|fmt|inf|off|on)
options
db2trc onの場合に指定できるoptionは以下のようなものがある:
- -m mask
- トレースしたい特定のレコードタイプをマスクする
- -p process-id[.thread-id]
- トレースしたい特定のプロセス/スレッドを指定する
- -c companion-process-id
- トレースしたい特定の相手先プロセスを指定する
- -e number-of-errors
- トレースによって保存されるDB2エラー数の上限を指定する
- -s | -f filename
- トレース情報を、共用メモリに保存するか、あるいはファイルに保存するかを指定する
- -l buffersize | -i buffersize
- トレースの最初から、あるいは最後から、どれだけの量のデータを保存するかを指定する
- -t
- トレース情報にタイムスタンプを埋め込む
ddcstrc|db2drdat
ddcstrc|db2drdatの構文は同等で、以下のようなものである。
(ddcstrc|db2drdat) on [-i] [-c] [-r] [-s]
[-l=buffersize]
(ddcstrc|db2drdat) off
[-t=tracefile]
[-p=process-id]
- on
- トレースを開始する
- -i
- トレース情報にタイムスタンプを埋め込む
- -c
- SQLCAデータ構造をトレースする
- -r
- DRDA受信バッファをトレースする
- -s
- DRDA送信バッファをトレースする
- -l=buffersize
- トレースバッファのサイズをMByte単位で指定する
- off
- トレースを終了する
- -t=tracefile
- トレースデータの保存先ファイル名を指定する。デフォルトは program-name.dat
- -p=process-id
- 指定したプロセスのデータを出力する。このパラメータを指定しない場合、すべてのプロセスのデータを出力する