REDOログの管理・運用

アーカイブ・モードの概要

OracleのREDOログファイルは、次の2つの方法で運用することができる。

NOARCHIVELOGモード
オンラインREDOログファイルは循環的に利用される。アーカイブファイルの保存の手間は無いが、バックアップ・リカバリ手段が大きく制約される。
ARCHIVELOGモード
オンラインREDOログファイルは、使用済みになった時点でアーカイブファイルとして保存される。回復手段が柔軟になる。

現在のアーカイブモードは、以下のコマンドの実行で確認できる。

SELECT log_mode FROM v$database;

アーカイブモードの設定

初期化パラメータの設定

アーカイブモードに関係する初期化パラメータは、以下のようなものである。

LOG_ARCHIVE_START
自動アーカイブを可能にするかどうか。TRUEまたはFALSE
LOG_ARCHIVE_DEST
アーカイブファイルの出力先
LOG_ARCHIVE_FORMAT
アーカイブファイルの命名規則

パラメータの変更

上記のパラメータは、以下のコマンドで変更することができる。

ALTER SYSTEM ARCHIVE LOG (START|STOP)
アーカイブの自動/手動を切り替える
ALTER DATABASE (ARCHIVELOG|NOARCHIVELOG)
アーカイブモードを切り替える

アーカイブの運用

ALTER SYSTEM ARCHIVE LOGコマンドを発行することで、各種の方法でREDOログファイルをアーカイブすることができる。

パラメータ意味
SEQUENCE (ログ順序番号) 指定したログ順序番号のログをアーカイブする
CHANGE (SCN) 指定したSCNのログをアーカイブする
CURRENT スイッチを強制的に発生させ、現在のログをアーカイブする
GROUP (グループ番号) 指定したグループ番号のログをアーカイブする
LOGFILE (ファイル名) 指定したファイル・メンバを含むグループのログファイルをアーカイブする
NEXT 満杯になったがまだアーカイブされていないうち、次のログをアーカイブする。
ALL 満杯になったがまだアーカイブされていないうち、すべてのログをアーカイブする。

また、ALTER SYSTEM SWITCH LOGFILEコマンドによって強制的にログスイッチを発生させることができる。